事業内容
屋根瓦
Service – Kawara
事業内容
Service – Kawara
京瓦独特のいぶし銀の美しさを鍾馗・鬼瓦でも感じていただけます。
京都の街並みには欠かせない屋根の上の鍾馗(しょうき)は、魔除け・厄除け・疫病退散を目的に飾られています。今では瓦屋根の家も少ないことからどんどん少なくなってきている鍾馗ですが、室内にインテリアとして置かれる方も増えています。昔から伝わる京都の鍾馗文化を未来にも残していくため、鍾馗製造を続けています。
鬼瓦とは、通常の瓦と形の異なる特殊瓦で、寺社や家を守る魔除けを目的として屋根の上に飾られる鬼面などを指します。鬼師と呼ばれる職人によって生み出される鬼瓦には設計図面がなく、鬼師の頭の中にある完成イメージだけを頼りに作られていくため、鬼師の数だけ鬼瓦が存在します。鬼瓦の製造技術は代々大切に継承されてきましたが、鬼師の数は年々減少しており、現役の「京瓦鬼師」は浅田晶久ただ一人となっています。
鍾馗・鬼瓦といった特殊瓦も一つ一つ「磨き」の工程を加え、手作業で製造しています。そのため、お客様のご要望に合わせた柔軟な対応が可能です。例えば、「唐辛子を持った鍾馗(おちゃのこさいさい様ご依頼)」「ビールジョッキを持った鍾馗(焼肉 力様ご依頼)」といった世界に一つだけのオーダーメイド鍾馗・鬼瓦も対応可能です。お気軽にご相談ください。
鍾馗・鬼瓦はオンラインショップでもお買い求めいただけます。
魔除け・厄除け・疫病退散の願いを込め、京都の屋根を長年飾り続けてきた鍾馗を実店舗で販売いただくパートナーを募集しております。また、屋根材として京瓦を取り扱っていただけるハウスメーカー様・ビルダー様・工務店様も募集しております。ご要望に応じて、柔軟に対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
実績紹介
みやこめっせの京都物産展にて、鍾馗を常設で販売しております。
当社は、京瓦の製造・販売はもちろん、瓦葺き工事まで一貫して対応することが特徴です。屋根はその数だけ存在し、屋根の形状に合わせた繊細な調整が求められるため、瓦葺きには熟練した技術が求められます。当社では、瓦の性質を知り尽くした職人が一枚一枚丁寧に手作りし、施工後も安心していただける品質をお届けしており、南禅寺や東寺、黄檗山萬福寺など有名社寺の屋根を現在も飾っています。
瓦は日本の気候に適した建材として、古来より屋根に設置されてきました。耐久性能(酸性雨や紫外線への耐久性)、耐火性能(高温で焼成されることによる耐火性)、防音性能(雨音や騒音を軽減)、遮温性能(高い遮温性で夏は涼しく、冬は暖かく)など見た目だけでなく、住環境にとって機能的な性能を持っています。
京都で生産され「磨き(みがき)」と「燻し(いぶし)」という工程を経た重厚な輝きをもつ京瓦。仕上がりの美しさを考え、様々なへらを駆使して職人が納得するまで続けられる京瓦特有の「磨き」の工程を経て、鈍く重厚な輝きを放つ瓦となリます。焼き締め後、窯内での不完全燃焼により炭素を表面に付着させます。黒ともねずみ色ともいえない上品な京瓦特有のいぶし銀と呼ばれる独特の色彩が生まれ完成となります。
屋根材として京瓦を取り扱っていただけるハウスメーカー様・ビルダー様・工務店様を募集しております。本物志向の施主様のニーズや、地域貢献意識の高い土地オーナー様のご要望にも柔軟に対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
臨済宗大本山 南禅寺 塔頭真乘院門 山門
実績紹介
三井ホーム様が施工した「ファインコート京都丹波橋」は、屋根はもちろん、外構まで京瓦をふんだんに使用した「京瓦の街」となっています。施主様や土地オーナー様の高級志向のニーズにいぶし銀の輝きでお応えします。
屋根の老朽化、台風・地震などの被害による破損や漏水に、築年数や様式を問わず屋根修繕を承っております。瓦は、製造・施工された年代ごとにサイズや特徴が異なりますが、当社では一枚一枚手作りで瓦製造を行っているため、状況に合わせた瓦のご用意が可能です。
・数枚の瓦の修繕にも対応。・手に入りにくくなったサイズの瓦の修繕。・現在の瓦を活かしながら、屋根の傷んだ箇所だけを修繕したい。・台風や地震による屋根の破損。・古い瓦(鬼瓦などの特殊瓦)の復元修理。など、屋根やご要望に合わせて瓦数枚からでも対応いたします。
古民家や寺社仏閣の経年劣化による屋根修繕作業や地震・台風による自然災害で被害を受けた屋根の修繕などの実績がございます。